玄関ドアの理想的なサイズとは?時代と共に変化するドアサイズについて
2022/02/15
玄関ドアは、どれもサイズが同じように見えるかもしれませんが、種類によって規格が違います。
その為「最適なドアの大きさはどれくらいなのだろう?」と、気になっている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、玄関ドアの理想的なサイズと、時代と共に変化するドアサイズについてお話しいたします。
玄関ドアの理想的なサイズとは
昨今の新築住宅において主流となっている玄関ドアのサイズは、200〜240cmです。
また、ドアの幅は80cm以上ある方が、使い勝手が良いと言われています。
このことから玄関ドアの理想的なサイズは、高さ200~240cm、幅80cm以上が目安と言えるでしょう。
時代と共に変化するドアサイズについて
昔の日本では、高さ180cmの玄関ドアが主流でしたが、時代の変化と共に玄関ドアのサイズも変わっていきました。
ドアのサイズが変化していった背景には、以下のような理由が挙げられます。
日本では、およそ1971年頃から、高さ200cmサイズのドアの発売が始まりました。
これは日本人の平均身長が1900年~1996年にかけて大きく変化していったことと関係しています。 【平均身長の変化】
1900年…男性157.9cm、女性146.4cm
1996年…男性170.9cm、女性158.1cm ・玄関ドアに対する考え方の変化
玄関ドアサイズが大きくなっていった背景には、建物の外観に対する考え方の変化も関係しています。
欧米の文化を取り入れると共に、大きいドアの方が高級感を演出できる上に、利便性が良くなるという考えが定着していきました。
まとめ
日本における玄関ドアのサイズの主流は、時代と共に変化してきました。
玄関ドアの主流のサイズが変化していった背景には、日本人の高身長化や欧米文化による影響が関係しています。
また、近年主流となっている玄関ドアのサイズは、「高さ200~240cm」「幅80cm以上」です。
これから新築を立てる方は、このサイズを参考にしてみてくださいね。