正社員は副業をしてもいいの？

正社員の副業は禁止とよく言われますが、実際にはどうなのでしょうか。
今回は、正社員は副業をしてもいいのかどうかに迫ってみました。

正社員の副業に関する定め

正社員の副業に関しては、法律と会社の両方で定めがあります。

法律による定め

正社員の副業に関する定めを管轄するのは、厚生労働省です。
厚生労働省では、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を作成しており、原則として正社員の副業を認めています。
厚生労働省の見解によれば、「休日や仕事を終えた時間は個人のものであり、副業をするのは違法ではない」という考え方です。
そのため、法的には正社員が副業をすることに問題はありません。

会社による定め

会社と社員は、雇用にあたって互いに雇用契約を結びます。
その際、就業規則において副業を認めていない場合、就業規則違反に問われる可能性が大です。
法律では正社員の副業は問題ないとしていても、会社が副業を禁止している場合はやめておいたほうがいいでしょう。

まとめ

正社員の副業を認める会社が増える一方、まだ副業を禁止している会社もあります。
法的には認められているため、副業を禁止されている方は会社に相談してみるのがいいですね。
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